女性の高脂血症はなぜ急増する?エストロゲン減少の真相と対策

女性の高脂血症はなぜ急増する?エストロゲン減少の真相と対策

女性の高脂血症はなぜ急増する?エストロゲン減少の真相と対策とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

更年期以降のコレステロール対策では、「過剰な脂質を抜く」という減算の思考から、「代謝を助け、排泄を促す栄養素を取り入れる」という加算の思考へのシフトが求められます。

日々の献立に取り入れたい具体的な食事療法メニューのポイントは以下の通りです。

1. 水溶性食物繊維を主食と副菜で強化する
海藻類(ワカメ、メカブ)、大麦(もち麦や押し麦)、オクラ、きのこ類に含まれる水溶性食物繊維は、胆汁酸(コレステロールを原料とする消化液)を吸着して便とともに体外へ排出します。これにより肝臓が新たな胆汁酸を作るために血中のLDLコレステロールを消費するため、数値の低下につながります。

2. 不飽和脂肪酸(EPA・DHA)を味方につける
肉類の脂身(飽和脂肪酸)やバター、生クリームはLDL受容体の働きを低下させるため控えめにし、サバ、イワシ、サンマなどの青魚やエゴマ油、オリーブオイルを積極的に選びます。青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、中性脂肪を減らし血液をサラサラに保つ働きを持ちます。

3. 大豆イソフラボンと抗酸化ビタミンを補給する
納豆、豆腐、豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、構造がエストロゲンに似ており、マイルドな脂質代謝サポートが期待できます。また、緑黄色野菜に含まれるビタミンC・Eやカロテノイドは、血管壁に沈着しやすい「酸化LDL」の生成をブロックします。

生活習慣においては、週に150分程度(1日20〜30分)のウォーキングや軽いスロージョギングなど、有酸素運動を継続することが効果的です。筋肉を動かすことでリポ蛋白リパーゼという酵素が活性化し、中性脂肪をエネルギーとして燃焼させ、HDLを増やす好循環が生まれます。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。