創業者である江崎利一が「食品を通じて国民の健康に貢献する」という理念を掲げて創業したグリコ。その歴史の中で、1965年に誕生したクリームコロンは、当時としては画期的な製法で作られた本格派の焼き菓子だった。円筒状に巻いた香ばしいワッフルに、まろやかなクリームをギュッと詰める技術は、同社の技術力の高い証でもあった。
ポッキーと並び、長年にわたって子どものおやつや大人のティータイムに寄り添ってきたこのお菓子は、単なる商品を超えたノスタルジーを纏っている。だからこそ、店頭から姿を消した際のアレルギー反応とも言えるファンの動揺は、他の商品以上に大きかったのだ。