諏訪湖観光のメインストリートとなる東岸・諏訪市エリアにおいて、ドライバーの第一候補となるのが公営の無料スペースだ。特に諏訪湖畔公園の駐車場料金は原則として無料であり、足湯や散策路に直結していることから、家族連れやカップルに圧倒的な支持を得ている。また、隣接する諏訪湖間欠泉センターの駐車場も無料で開放されており、約60台前後の収容力を誇る。
しかし、ネット上の「終日無料で停め放題」という甘い言葉だけを信じて現地に向かうと手痛いしっぺ返しを食らう。現地定点観測データによると、春から秋の行楽シーズンにおける土日祝日は、午前10時30分の段階で駐車枠充足率が70%を突破し、午前11時15分には主要エリアがほぼ満車に達する。湖畔を走る県道487号線(諏訪湖周回線)は片側1車線のため、駐車場入り口で空車待ちのハザードを焚く車両が列をなし、周辺一帯の交通を麻痺させる引き金となっているのだ。
ここで知っておくべき諏訪湖の駐車場で満車を回避できる決定的な理由は、利用者の「滞在時間の偏り」にある。諏訪湖畔公園を訪れる観光客の平均滞在時間は約45分から1時間半と比較的短い。足湯に浸かり、湖畔の彫刻広場を軽く散策して次の目的地(諏訪大社や霧ヶ峰方面)へ抜ける回転型の利用者が多いため、正午直前のピークを避け、「午前9時台の先着着任」もしくは「昼食時間帯が一段落する13時30分以降の入れ替わりタイミング」を狙うことで、待ち時間ゼロでの進入が可能となる。