車両捜索において最も知っておくべきは、設置者が「短時間で取り付け可能」かつ「落下しにくい」場所を選ぶという心理的傾向です。以下の車GPS隠し場所一覧は、探偵やセキュリティ技術者が現場で高確率で機器を回収している重点チェックポイントです。
1. 車外:バンパーの裏側およびインナーフェンダー
前後バンパーの裏側にある補強ビームや、タイヤハウス周辺の内張(インナーフェンダー)の隙間は、車下回りマグネット式GPSが最も頻繁に潜むポイントです。外見からは完全に遮蔽され、ジャッキアップなしでも腕を伸ばせば触れられる位置にあるため、数秒で仕掛けられてしまいます。
2. 車外:マフラーの遮熱板周辺やサイドシルの下部
排気熱の影響を避けるためマフラー本体は避けられますが、そのすぐ脇にあるフレームや遮熱板の影、サイドステップ下の折り返し部分は死角になりやすい傾向にあります。黒色の防水テープやパテで偽装され、車体の汚れと同化しているケースも珍しくありません。
3. 車内:運転席足元のOBD端子(自己診断コネクタ)
近年、急速に増加しているのが車内の診断用ポートを狙った手口です。OBD端子GPS発信機の特徴として、端子に差し込むだけで車両バッテリーから無限に電力を得られるため、電池切れによる回収の必要がありません。外見は単なる車両診断ユニットやレーダー探知機の中継器に見えるため、車に詳しくない運転者は長期間気づかずに放置してしまうケースが多発しています。
4. 車内:助手席シート下・トランクの工具入れ周辺
車内に侵入できる権限を持つ同居者や配偶者が仕掛ける場合、シート下部のスプリング裏、フロアマットとカーペットの間、スペアタイヤ収納部の隅などが標的になります。これらは電波を通しやすい内装ファブリックで覆われているため、GPS衛星の測位電波を遮らず、室内捜索でも見落とされがちです。