現在の軽トラック選びは、単に荷台の広さだけでなく、乗る人の体格や作業スタイルに応じたキャビン形状の選択がポイントとなります。
荷物の運搬量を最重要視する農業や建設業であれば、荷台フロア長2,030mmをフルに使える「ハイゼットトラック標準キャブ」または「キャリイ標準キャブ」が確実な選択肢です。一方で、長距離移動の快適性やリクライニング機能を重視する場合は、キャビン後方を拡大した「ハイゼットジャンボ」や「スーパーキャリイ」が人気を集めています。
大型キャビン仕様は荷台の有効長が短くなるものの、シート後方の室内スペースに濡らしたくない工具や貴重品を置けるメリットがあります。さらに、荷台床面の前方下部がキャビン下へ潜り込む構造になっているため、長尺物のパイプや脚立であれば問題なく積載できる設計です。積載量と快適性のどちらを優先するかで選択肢が明確に分かれます。