子宮筋腫の不正出血が止まらない原因は?血の塊や色でわかる危険なサイン

子宮筋腫の不正出血が止まらない原因は?血の塊や色でわかる危険なサイン

子宮筋腫の不正出血が止まらない原因は?血の塊や色でわかる危険なサインについて重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

不正出血を目にしたとき、最初に着目すべきポイントは「色」と「性状」です。排出された血液の状態を観察することで、子宮内の出血状況を推測する手がかりが得られます。

まず、ペーパーやナプキンに付着する鮮血と茶色の違いについて確認します。鮮紅色や明るい赤色の「鮮血」は、いま子宮内膜や頸部などで出血が起こり、滞留することなく外へ流れ出ている証拠です。毛細血管からの持続的な出血や、粘膜が急激に傷ついている状況が考えられます。一方、チョコレート色や薄い茶色のおりものは、子宮や膣の内部で生じた少量の血液が時間をかけて酸化しながら排出されたものです。茶色だからといって安全とは言い切れませんが、出血スピード自体は比較的緩やかであると推察できます。

特に注意を払うべきなのが、レバー状の血の塊が混ざり合って出てくる現象です。血液には本来、出血時に固まる凝固作用と、体外へ排出しやすいようサラサラに溶かす酵素(線維素溶解酵素)の働きが備わっています。しかし、子宮内での出血スピードが極めて速く出血量が多いと、この酵素による溶解処理が追いつきません。その結果、血液が子宮内でゼリー状に凝固し、巨大な塊となって排出されます。

親指大やピンポン玉ほどのレバー状の塊が何度も出る、あるいは夜用ナプキンが1〜2時間も持たない状態は、子宮内でコントロール不能な大量出血が起きている明白なサインです。貧血ショックのリスクもあるため、無理に我慢せず医療機関への相談を急ぐ必要があります。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。