エスタ閉館のカウントダウンが進むなか、2023年9月1日、ビックカメラ札幌店は電撃的とも言えるスピードでさっぽろ東急百貨店の5階および6階に移転オープンを果たしました。建物の解体と再開発ビルの建設が進む旧エスタ跡地を横目に、現在の店舗は札幌駅南口エリアにおける家電・デジタル機器の牙城を守り続けています。
移転当初は「百貨店の中に家電量販店が入ることで、エスタ時代のような気軽さや活気が損なわれるのではないか」という懸念の声も一部で聞かれました。しかし、ビックカメラ札幌店の現在の営業状況を定点観測すると、その見方は杞憂であったことが分かります。エスタ時代と変わらず、平日は会社員や学生、週末はファミリー層や訪日外国人観光客が絶え間なく行き交い、店内は活気に満ちあふれています。
さっぽろ東急百貨店の正面玄関から直通エレベーターやシースルーエスカレーターで5階へ上がると、百貨店の落ち着いた雰囲気から一変し、おなじみのテーマソングと鮮やかなPOPが視界に飛び込んできます。老舗百貨店の上層フロアが、最新デジタルの発信拠点へと見事に生まれ変わっているのです。