ランニングとジョギングの違いとは?速度や消費カロリーの真相を解明

ランニングとジョギングの違いとは?速度や消費カロリーの真相を解明

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多くの方が「ゆっくり走るのがジョギング、息を切らして速く走るのがランニング」という大まかなイメージを抱いています。この直感は概ね的を射ていますが、指導現場や運動生理学においては、より具体的な数値基準が定められています。 一般的に、時速8km(1kmあたり7分30秒ペース)未満の移動速度が「ジョギング」、それを超える速度が「ランニング」と区分されます。厚生労働省が定める運動基準や国立健康・栄養研究所の『身体活動のメッツ(METs)表』を参照すると、ジョギングの運動強度は約7.0METsと規定されているのに対し、時速8.4km以上のランニングは9.0〜11.0METs以上へと急激に跳ね上がります。 見落とされがちなのが、両足が同時に地面から離れる「滞空時間」の存在です。ウォーキングとの決定的な違いは、常にどちらかの足が地面に着いているか否かにあります。時速6kmの速歩(ウォーキング)であっても常に接地しているため関節への衝撃は体重の約1.2〜1.5倍にとどまりますが、ジョギングへ移行した瞬間に跳躍運動へと変貌し、着地衝撃は一気に体重の約2〜3倍へと増大します。 つまり、ランニングとジョギングは同じ「走る動作」のグラデーションに位置しながらも、時速8kmという速度基準、そして会話が続けられるかという呼吸循環器系の負荷水準によって、身体が受ける生理的刺激が根本から切り替わるのです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。