3年次の必修科目である「プロジェクト学習」は、同大学の教育カリキュラムにおける核心だ。学生たちは学科やコースの垣根を越えてチームを結成し、1年間かけて実際の社会課題や企業からの提示課題の解決に取り組む。
教科書通りの正解は用意されていない。仕様変更、チーム内の意見対立、クライアントからの厳しいフィードバック——学生たちは現場で生じるリアルな壁に打ち当たることになる。しかし、この泥臭いプロセスこそが、卒業後に即戦力として業界を牽引するエンジニアや起業家を育てる糧となる。「失敗を恐れずに仮説検証を繰り返す姿勢が身につく」と、参加した学生たちは口をそろえる。