店名の看板でもある「なまはげショー」は、単なる余興の域を遥かに超えた本格派です。「毎日山手線に乗って秋田からやってくる」というユーモラスなコンセプトを掲げつつも、披露される所作や咆哮は重要無形民俗文化財としての威厳を宿しています。
店内が突如暗転し、地響きのような和太鼓の重低音が鳴り響くと、包丁と桶を手にした赤なまはげ・青なまはげが客席へと突入。「泣ぐ子はいねがー!」「親の言うごと聞がね子はいねがー!」という野太い怒号とともに各テーブルを練り歩きます。
気になるなまはげショー登場時間ですが、基本的にはディナーのピークタイムに合わせて1日2回(概ね19:30前後および21:00前後)実施されるケースが通例です。ただし、当日の予約混雑状況やフロア全体の進行具合によって多少前後するため、ショーを確実に体験したい場合は、19時頃に入店するコース予約を押さえておくのが最も安全です。
来店にあたって知っておくべき注意点もあります。ショーが始まると店内の音量は一気に跳ね上がり、数分間は通常の会話が完全にストップします。また、なまはげは各部屋の障子を勢いよく開けて入ってくるため、心臓の弱い方や、あまりに小さなお子様連れの場合は事前の心構えが必要です。とはいえ、厄払い・無病息災・家内安全を祈願する神事としての側面を持つため、最後は記念撮影に応じるなど温かい交流の時間が設けられています。