移動が困難なほどの倦怠感がある場合や、院内感染リスクを徹底的に避けたい患者の間で定着したのがオンライン診療だ。自宅のスマートフォンからビデオ通話で医師の問診を受け、処方箋を近隣の調剤薬局へ送信、あるいは薬を自宅へ配送してもらうシステムが急速に普及している。軽症が疑われる初期段階でのファーストチョイスとして非常に有効だ。
一方で、対面診療のために医療機関へ向かう場合は、受診時の持参物に注意したい。現行の医療制度ではマイナ保険証(マイナンバーカードの保険証利用)への移行が進んでおり、顔認証付きカードリーダーによる正確な資格確認と過去の薬剤・特定健診情報の共有が診療の質を高めている。発熱時は手元が狂いやすいため、マイナ保険証だけでなく、スマートフォンの充電器、解熱剤のお薬手帳、決済用のクレジットカードや現金をひとまとめにしておく準備が欠かせない。