アメリカンカジュアルの歴史を語る上で欠かせないのが、「アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)」だ。胸元に刺しゅうされたトナカイや大角鹿(ムース)のワンポイントは、90年代から2000年代にかけて世界的なムードを巻き起こした。
グローバルなアパレル産業の中で、アバクロは上質な素材感とヴィンテージ加工、そして身体のラインを美しく見せるシルエットで独自のポジションを築き上げた。時代とともにそのブランディングは進化を重ねているが、象徴的な鹿のロゴが持つ洗練されたプレッピー感とアクティブなイメージは今なお色褪せない。