手に入れたマンゴスチンをすぐに冷蔵庫へ入れるのは、実は大きな間違いだ。熱帯育ちの果実は極端な低温に弱く、冷やしすぎると「低温障害」を起こして皮がカチカチに硬くなり、果肉の風味が急速に損なわれてしまう。
常温で保存し、食べる直前の30分から1時間ほどだけ氷水や冷蔵庫の野菜室で冷やすのがベストな裏ワザである。また、保存する場合は乾燥を防ぐために湿らせたペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて保存すると鮮度が驚くほど長持ちする。冷やしすぎない絶妙な温度管理が、口に入れた瞬間の濃厚な甘みと爽やかな酸味の黄金バランスを生み出す。