枚岡神社の主祭神である天児屋根命は、天岩戸の前で美しい祝詞を奏上したことから「祝詞・言霊の神」として名高く、国家安泰・開運出世・学業成就・願望成就の神徳を備えています。境内に足を踏み入れると、生駒山系から吹き降ろす清冽な気に満ちており、古くから不思議な霊験を伝えるパワースポットとして信仰されてきました。
また、毎年10月14日・15日に行われる秋季例大祭(枚岡神社 秋祭り 布団太鼓)は、北河内・中河内エリア屈指の規模を誇ります。豪壮華麗な布団太鼓(ふとんだいこ)や地車(だんじり)が20台以上宮入りし、「チョーサ!」という勇壮な掛け声とともに境内を練り歩く様子は圧巻で、東大阪の秋の風物詩として熱狂的な賑わいを見せます。
境内には、神武天皇が東征の折に遥拝したとされる「神武天皇橿原宮遥拝所」や、歴史の哀歓を伝える「姥ヶ池(うばがいけ)」、原生林に覆われた神域など、歴史ファンや観光客を魅了する見どころが点在しています。