手足口病でおしりに発疹が広がる原因は?見分け方と最新ケアを徹底解説

手足口病でおしりに発疹が広がる原因は?見分け方と最新ケアを徹底解説

手足口病でおしりに発疹が広がる原因は?見分け方と最新ケアを徹底解説について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。

本来、手足口病はその名の通り手のひら、足の裏、口腔粘膜を中心に米粒大の発疹ができる夏かぜの一種として知られていました。しかし、小児感染症の臨床現場において、手足口病おしり発疹や太もも、肘、膝など広範囲に大きな水疱を形成するケースが日常的に報告されています。

この異変の背景にあるのが、原因ウイルスの変遷です。手足口病を引き起こす主なエンテロウイルス属のうち、かつて主流だった「エンテロウイルス71(EV71)」や「コクサッキーウイルスA16(CA16)」に対し、近年存在感を増しているのが手足口病コクサッキーウイルスA6です。国立感染症研究所などの疫学調査データでも示されている通り、CA6型に感染すると手足にとどまらず、臀部や体幹にまで広がる「大水疱性手足口病」を発症しやすくなります。

臀部に症状が集中しやすい理由には、解剖学的な皮膚の環境も深く関わっています。おしりは日常的におむつや下着で密閉され、摩擦、温度、湿度が常に高い状態にあります。CA6型ウイルスによって生じた微細な皮膚バリアの脆弱部位に、おむつの機械的刺激や蒸れが加わることで、手足口病おしりブツブツがより密集し、大きな水疱へと急速に拡大してしまうのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。