ご婚約が内定した1993年当時、小和田邸の周辺は連日、国内外の報道陣数百人が詰めかけ、中継車が列をなす熱狂に包まれました。当時のワイドショーや特番で、雅子さまが早朝に車で出勤される姿や、玄関先で深々とお辞儀をされるご両親の姿を目にした方も多いはずです。
近隣住民の証言によると、「ご婚約当時は通行規制が敷かれ大変な賑わいでしたが、小和田ご一家は日頃から近隣への挨拶を欠かさず、非常に気品がありながらも気さくなご家庭でした」と語られています。小和田恒氏が庭の手入れをされる姿や、愛犬「ショコラ」の散歩風景など、地域に根差した温かな生活の営みがありました。
その後、2003年に小和田恒氏が国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)の判事に就任し、夫妻が生活拠点を海外へ移して以降、邸宅周辺はかつての喧騒から離れ、本来の静寂を取り戻していきました。