国内最大級のレビュー投稿サイト『YouTuber世論調査』に寄せられた188万件を超えるリアルな口コミや、SNS上の視聴者・制作者双方の声を分析すると、専業化に対する世間の冷徹な評価が浮かび上がってきます。
視聴者側のレビューで目立つのは、「昔好きだったクリエイターが、再生数が落ちてから怪しいサプリの宣伝や過激な釣りサムネイルばかりになり、見るのをやめた」「誰かの炎上を取り上げるだけの物申す系ばかりでうんざりする」といった「企画の陳腐化と信頼失墜」に対する厳しい指摘です。数字を追うあまり視聴者の信頼を裏切る悪循環が、多くのチャンネルで起きています。
これに拍車をかけているのが、ユーチューバーの炎上経緯に共通する心理的プレッシャーです。アルゴリズムの急変動によって突然再生数が半減すると、制作者は深刻な焦燥感に駆られます。その結果、「より過激に」「よりタブーに踏み込む」という暴走が生まれ、プライバシー侵害や不適切発言による炎上、謝罪動画の投稿、そして社会的信用の失墜という転落シナリオを辿る事例が絶えません。
一方で、専業として活動する制作者側からは、以下のような悲痛な現場の肉声が上がっています。
「企画、撮影、編集に追われ、丸一日休める日が年に数日しかない。いつアルゴリズムに見放されるか分からない恐怖で、精神安定剤が手放せない」(登録者35万人・元会社員のゲーム実況者)
専業YouTuberの実態と評判は、かつての「自由な時間に好きなことで生きていく」という理想郷とはかけ離れ、過酷な自営業・コンテンツ労働の現場へと変質しています。