大野投手のプロ野球人生は、まさに波乱万丈と呼ぶにふさわしい曲線を描いています。佛教大学から2010年ドラフト1位で入団後、3年連続2桁勝利を記録した黄金期、その後の不調による苦悶の季節、そして2019年のノーヒットノーラン達成と1000投球回到達を皮切りに突入した「第2の黄金期」がありました。
特に2020年は、10完投、6完封、防御率1.82、148奪三振という圧倒的な成績を残し、自身初となる沢村賞と最優秀防御率を獲得。その功績を評価され、球団とは推定年俸3億円規模の大型複数年契約を結びました。
以下の比較表は、大野投手のキャリアにおける節目ごとの成績データと年俸水準、当時の状況を整理したものです。
年俸の大幅ダウンや契約見直しを巡るネットの憶測についてですが、球団側は数字上のイニング数だけでなく、ベンチ裏でのリーダーシップや若手への波及効果を極めて高く評価しています。功労者に対するリスペクトを払った契約体系が維持されており、いわゆる「不良債権化」といった心ない外野の声は現場の実態とは乖離しています。