平成仮面ライダーは、日本を代表するトップ俳優を数多く輩出したことでも知られています。その原点となったのが『仮面ライダークウガ』で五代雄介を演じたオダギリジョーです。独自の存在感と演技力で国内外の映画賞を総なめにし、映画監督としても高い評価を受ける彼が残した「子ども向け番組でも妥協しないリアリズム」は、シリーズ全体の指針となりました。
『仮面ライダー電王』で1人複数役という難役に挑み、圧倒的な表現力を見せつけた佐藤健は、その後の映画『るろうに剣心』シリーズをはじめとする主演作で日本屈指のアクションスター兼実力派俳優へと飛躍しました。『仮面ライダーW』で当時16歳にして最年少主役デビューを果たした菅田将暉は、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、現代の映像カルチャーを象徴する表現者として君臨しています。
さらに、『フォーゼ』の福士蒼汰や『ドライブ』の竹内涼真、『ビルド』の犬飼貴丈など、主役を務めた俳優たちは現在も映画・ドラマの第一線で主役級の活躍を継続中。特撮の現場で培われた過酷なスケジュールへの対応力や身体表現が、俳優としての強靭な基礎となっていることは業界内でも広く知られています。