計量スプーンの「小さじ1」が指しているのは重さではなく体積(かさ)です。日本国内の調理規格において、小さじ1は「5ml(5cc)」、大さじ1は「15ml(15cc)」と明確に定められています。
一方で「グラム(g)」は物質そのものの重さを示す単位です。同じ5mlのカップに詰めても、隙間なくぎっしり詰まる液体や粒子が細かい粉末と、空気を含んでふんわりしている粉末とでは、デジタルスケールに乗せたときの数値が変わります。
「水1ml=1g」という基準があるため、水ベースの調味料は「小さじ1=約5g」となりますが、油は水より軽いため4g前後になり、塩のように粒子の密度が高いものは6g近くになります。レシピの指定が「ml」なのか「g」なのかを意識することが、味付けを安定させる第一歩です。