検索エンジンで「サイバーシティビル札幌」と入力すると、関連ワードに「治安」「評判」「噂」といった穏やかでないキーワードが並びます。サイバーシティビルネットの反応を検証すると、主に以下のような書き込みが散見されます。
「ビルの入口付近にキャッチが多くて入りづらい」
「深夜に泥酔した若者が揉めていて治安が心配になった」
「昔、怪しい店やトラブルがあったのではないか」
こうしたサイバーシティビル噂の真相を、現地のフィールドワークと所轄署のパトロール動向から紐解きます。
結論から言えば、サイバーシティビル自体が危険な反社会的スポットであるという認識は明確な誤りです。噂が立つ構造的要因は、建物の立地と深夜の流動人口にあります。
第一に、サイバーシティビルが面している南5条通は、風俗街やバーが隣接する「夜の境界線」に位置しています。そのため、かつてはビル前で居酒屋や風俗店の客引き(ポン引き・キャッチ)が激しく声かけを行っており、通行人に「ガラが悪い」という印象を与えていました。しかし現在、札幌市の客引き防止条例の強化と北海道警察による特別警戒地区の指定により、悪質な客引き行為は激減しています。
第二に、格安の飲み放題居酒屋が集約しているため、週末の深夜時間帯には急性アルコール中毒や酔客同士の小競り合いが散発しやすい環境にあります。これは歌舞伎町や道頓堀の雑居ビルでも共通する「夜間歓楽街特有の現象」であり、ビル固有の異常事態ではありません。
サイバーシティビル治安評判の実情として、ビル内には各所に高精度防犯カメラが張り巡らされ、管理室による警備巡回も実施されています。不審な客引きについていかず、目的の店舗へ直行する限り、観光客や女性グループであっても何らトラブルに巻き込まれる心配はありません。