事態の沈静化を図るべく、キー局であるテレビ東京の幹部が会見の場で言及する異例の展開を辿ったが、一度失われたファンの不信感を拭い去ることはできなかった。急速に巨大化したコンテンツの利権調整と、ファンが愛した手作りのクリエイティブ精神との乖離は、あまりにも大きかったのだ。
ファンの失望と怒りは、公式グッズの購入見送りや関連企画へのボイコット運動という形で可視化された。企業側が主導する従来型のトップダウン式マーケティングは通用せず、ファン主導で育ったIPをどのように維持・育成していくべきかという難題を提示した。