下処理で切り分けた各部位の魅力を100%引き出す調理レシピと、まとめ買いでも最後まで美味しく食べ切るための保存テクニックを紹介します。
タン先とスジ肉を極上の柔らかさにする「本格タンシチュー」
煮込みに適したタン先と削ぎ落としたスジ肉は、圧力鍋を活用することでホロホロの食感に生まれ変わります。
- 角切りにしたタン先とスジ肉に軽く塩コショウを振り、フライパンで表面にしっかり焼き色をつけます。
- 玉ねぎ、人参、セロリとともに圧力鍋に入れ、赤ワイン(肉が被る程度)、ブイヨン、ローリエを加えて加圧加熱(約25分〜30分)。
- 圧力が抜けたらデミグラスソース缶を加え、弱火でとろみがつくまで20分ほど煮込み、仕上げにバターでコクをプラスします。
旨味を逃さない冷凍保存と解凍の鉄則
大容量の牛タンを劣化させずに保存するためには、「空気を遮断すること」と「急速冷凍」が不可欠です。
- 1回分ずつ小分け:スライスした肉を重ならないように並べ、ラップで隙間なくぴっちりと包みます。コストコで販売されている高密閉ラップ「プレスンシール」を使うと酸化を劇的に防げます。
- アルミホイルで包む:ラップの上からアルミホイルで包み、熱伝導を高めて急速冷凍室(または冷凍庫の冷気が強い場所)に入れます。これにより細胞破壊を防ぎ、解凍時のドリップ流出を最小限に抑えられます。
- 解凍は必ず冷蔵庫で:食べる半日〜前日から冷蔵庫へ移し、低温でゆっくりと解凍するのが最も味を落とさない原則です。電子レンジの急速解凍は肉汁が抜け落ちるため厳禁です。