Q1:なぜ自衛隊は憲法第9条があるのに世界トップ10にランクインしているのですか?
A1:憲法第9条のもとで「戦力」の不保持が定められているものの、自衛権の行使に必要な「自衛のための必要最小限度の実力」として自衛隊が整備されているためです。日本の経済力と高い工業技術力を背景に、イージス艦や最新鋭潜水艦、F-35戦闘機など、専守防衛の枠内でありながら世界最高峰の通常兵器体系を構築していることが国際的に評価されています。
Q2:韓国が日本より上位(5位)にランクされている主な理由は何ですか?
A2:最大の要因は「現役兵力規模と保有火砲の圧倒的な多さ」です。韓国は徴兵制を敷いており、現役兵力約50万人超、予備役300万人超を動員可能です。GFPの評価方式は陸上戦力や兵員数に大きな重み付けがなされるアルゴリズムであるため、島国防衛に特化して陸上戦力を絞り込んでいる日本よりも高い総合スコアが算出されます。
Q3:防衛費増額は今後の軍事力ランキングにどのような影響を与えますか?
A3:GDP比2%を視野に入れた予算拡充により、反撃能力(トマホークや12式地対艦誘導弾の配備)や弾薬備蓄の強化、新世代戦闘機(GCAP)開発が進むため、財務・兵站スコアが一段と向上します。ただし、上位6か国(米・露・中・印・韓・英)の壁も厚く、また国内の深刻な少子化に伴う自衛官不足がスコアの抑制要因となるため、今後は7位前後を維持しながら「継戦能力の実質的向上」を図るフェーズが続くとみられます。