映画版では爽やかな友情の芽生えで幕を閉じますが、原作小説全6巻ではふたりの関係がさらに深く描かれています。多くのファンが気になる「キキとトンボのその後」ですが、結論から言えばふたりは正式に結婚します。
高校進学を機に、トンボは学問を修めるため遠く離れた町の寄宿学校へと旅立ちます。大学では生物学や環境科学を専攻し、山や鳥類の研究に没頭する日々を送りました。キキがコリコの街で宅急便の仕事を続ける中、ふたりは長い遠距離恋愛の時期を経験することになります。
手紙のやり取りやすれ違い、お互いの成長に伴う葛藤を乗り越え、ふたりがゴールインしたのは22歳の時でした。幼少期の淡い恋心から、お互いを一人の自立した人間として認め合う大人のパートナーシップへと昇華させた結末は、原作ならではの大きな見どころです。