大手ネット掲示板やSNS、知恵袋などで散見されるのが「ラウンジバーは1人で行くと浮くのではないか」「どのような客層が集まっているのか」という不安の声です。現場取材と実際の常連利用者の声を突き合わせると、意外な実態が浮かび上がります。
大手外資系ホテルラウンジのチーフバーテンダーは、近年の現場について次のように証言しています。
「かつては複数人での歓談やカップル利用が8割を占めていましたが、現在は平日の早い時間帯を中心に、お一人で読書やお仕事を終えた後のクールダウンに来店される方が確実に増えています。ラウンジは席間の距離が広いため、カウンターバーよりもむしろ他人の視線が気にならず、自分の世界に没入できるというお声をよくいただきます」
実際に利用者のラウンジバー客層と評判をリサーチすると、30代から50代のエグゼクティブ層、クリエイティブ職、外国人旅行者が中心です。客席間で大声で騒ぐ者は皆無であり、スタッフによるフロアコントロールが徹底されているため、泥酔客が放置されることもありません。
ただし、ソロ利用者が知っておくべきラウンジバー一人利用マナーも存在します。広々とした4人掛けボックスソファを独占しようとせず、エントランスで「1人です」と明確に伝えた上で、案内された2人掛け席やカウンター席に素直に従うのが基本です。また、長時間のPC作業や頻繁な通話は空間の雰囲気を損なうため厳禁。静かに読書灯の灯りの下でグラスを傾けるのが、場に溶け込む所作となります。