別鍋で湯を沸かしてパスタを茹でる工程は、時間と光熱費の両面でコストがかかります。これらを一挙に解決するのが、近年スタンダードとなりつつあるワンパンパスタ時短作り方です。調理時間は下準備を含めてわずか10分で完結します。
工程の要は、水分量と火加減のコントロールに集約されます。直径26cmのフライパンに対し、水350ml、塩小さじ1/2、ツナ缶のオイルを投入して沸騰させます。半分に折ったパスタ(茹で時間7分の標準的な1.6mm麺)を加え、蓋をして中火で表記時間マイナス2分煮込みます。パスタから溶け出したデンプンが湯の中に留まるため、特別なテクニックを使わずともソースが自然にとろみを帯び、完璧な乳化状態が形成されます。
キャベツを投入するタイミングは、パスタの加熱終了残り2分の瞬間です。最初から煮込んでしまうとキャベツの細胞壁が破壊され、水分が過剰に流出して食感が失われます。短時間のスチーム状態で火を通すことで、鮮やかな緑色を保ちつつ、心地よい歯ごたえと甘みを閉じ込めることが可能になります。