徳島県阿波市のゴルフ場の中でも、ひときわ異彩を放つJクラシックゴルフクラブ。なぜここまでコース難易度が高いと評されるのか、その理由はゴルフ史に名を残す名匠ゲーリー・プレーヤー氏の設計思想「リスクとリワード(報酬)の明確な対比」にあります。
コース全体を通じて、単に距離を稼ぐだけの力任せなショットは徹底して排除されます。フェアウェイの随所に絶妙に配置されたウォーターハザード、視覚的なプレッシャーを与えるクロスバンカー、そして緻密なアンジュレーションが施された高速ベントグリーンが、ゴルファーのメンタルと技術を極限まで試す構造となっています。
ゴルフコース設計の専門家が「プレーヤーの知性と決断力を測る試金石」と評するように、ハザードを避けて安全策をとるか、わずかなターゲットへ挑んでバーディーを狙うかという選択を1ホールごとに突きつけられます。この心理的プレッシャーの連続こそが、ラウンド後のゴルファーに「難関だったが素晴らしい」と言わしめる本質です。