宿毛の食文化を語る上で欠かせないのが、幻の柑橘と称される「直七」である。スダチやカボスとは一線を画す、まろやかな酸味と独特の芳醇な香りが特徴で、地元では魚料理の引き立て役として長く愛されてきた。マーケットでは、この直七を贅沢に使用した特製ポン酢や、直七果汁をたっぷり練り込んだ限定スイーツがずらりと並ぶ。
魚介類だけにとどまらず、地元で育まれたブランド豚や新鮮な野菜を使ったローカルフードも充実している。直七の爽やかな風味が効いたカツオのタタキや、香ばしく揚げられたすり身揚げは、一度食べたら忘れられない深みがある。地元農家と料理人がタッグを組んで生み出した創作メニューは、訪れるたびに新しい発見をもたらす。