『鬼滅の刃』魘夢の性別と過去の真相!無惨のお気に入りとなった理由とは

『鬼滅の刃』魘夢の性別と過去の真相!無惨のお気に入りとなった理由とは

『鬼滅の刃』魘夢の性別と過去の真相!無惨のお気に入りとなった理由とはを徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

無限列車編におけるハイライトのひとつが、炭治郎が見せられた「夢の結末」とそこからの脱出劇です。魘夢は炭治郎に対し、殺されたはずの家族が生きて温かく出迎えてくれるという「最も尊く、最も残酷な夢」を見せました。

しかし、炭治郎の強靭な精神と家族への真の愛は、それが偽りの世界であることを見破ります。夢の中の父・炭十郎の助言を受け、「夢の中で自らの頸を斬ることで現実へ復帰できる」という法則を悟った炭治郎は、躊躇なく自決を繰り返して現実へと帰還しました。

炭治郎の覚醒によって策を狂わされた魘夢は、激昂した炭治郎のヒノカミ神楽、そして猪頭の被り物により視線が合わない伊之助との連携攻撃により、機関車の炭水車下部に隠されていた「頸(背骨)」を両断されます。

肉体が崩壊していく中、魘夢の死亡シーンで描かれたのは、静かな諦観ではなく剥き出しの怨嗟と惨めな自己弁護でした。「やり直したい」「悪夢だ」「あの場に上弦の鬼はいなかった、柱も一人だけだった、赤子の手をひねるように殺せるはずだった」と心の中で喚き散らしながら灰へと還っていく最期は、読者や視聴者に「鬼の矮小な本質」をまざまざと見せつける名場面となりました。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。