Xperia 1 IIIの評価を語る上で避けて通れないのが、Snapdragon 888の発熱問題です。このSoCは2026年のハイエンド機に広く採用されましたが、高負荷時の発熱と電力消費が大きく、Xperia 1 IIIも例外ではありませんでした。編集部の実機テストでは、4K動画を15分連続撮影した時点で筐体背面の温度が41.2℃まで上昇。カメラアプリが一時的に強制終了する場面も確認されました。
ただし、2026年から2026年にかけて配信された複数回のソフトウェアアップデートにより、この発熱制御は改善しています。2026年の最終アップデート適用後は、日常的なSNS閲覧や動画視聴での異常発熱はほぼ感じられません。問題はゲーム性能です。原神のような高負荷タイトルでは、画質設定を中程度に落としても30分を超えるとフレームレートが不安定になり、背面が42℃を超えることがありました。ゲーム用途を重視するなら、2026年以降に登場したSnapdragon 8 Gen 2搭載機や最新ミドル機の方が明確に快適です。
バッテリー持ちについても率直に書きます。4,500mAhという容量は2026年当時でも平均的でしたが、2026年の基準では少なめです。編集部の1週間の実使用テストでは、朝8時に満充電で外出し、SNS・動画視聴・写真撮影を中心に使うと夕方17時台には残量20%を切る日が大半でした。ライトユーザーなら1日持つこともありますが、ヘビーユーザーにはモバイルバッテリーが必須です。