検索エンジンやSNSのタイムライン上には、現地の実態と乖離した古い情報や過剰な釣果アピールが散見されます。トラブルや無駄足を防ぐために、あらかじめ正しておくべき盲点は次の3点です。
第一の誤解は、「青物爆釣の写真はすべて外防波堤で撮られたもの」という思い込みです。確かに外海の潮通しは圧倒的ですが、現在立ち入りが規制されている外防波堤での釣果をあたかも公認エリアでの釣果であるかのように発信している不届きな投稿がSNS上に見受けられます。実際には、群れが入れば港内の船道周辺でも十分なバイトが得られるため、無理な危険地帯への侵入は全く必要ありません。
第二の盲点は、近隣他港との釣況連動です。いわき市堤防釣りの最新釣果を俯瞰すると、大型港である小名浜港や北隣の江名港でイワシの接岸が始まってから、半日から1日遅れて中之作港へベイトが流入するケースが多々あります。小名浜港のような大規模施設に比べて中之作港は規模がコンパクトである分、一度ベイトが溜まるとフィッシュイーターの密度が急激に濃くなるという独自の強みを持っています。
第三の誤解は、「夜釣りならどこでも静かに竿を出せる」という認識です。中之作港は民家や漁船係留所が近接しており、深夜のアイドリング音や集魚灯の無秩序な使用は地元住民との軋轢を生んでいます。夜間のロックフィッシュゲームを楽しむ際にも、生活エリアへの配慮を欠いた行動は厳に慎まなければなりません。