家計の節約を意識するあまり、無理に「小」を多用するケースが見受けられますが、実際のトイレ水量と水道代の差を数値で検証すると、意外な現実が浮き彫りになります。
水道料金を1リットルあたり約0.24円(東京都水道局の平均単価目安)として、一般的なトイレ(大6L/小4.8L)で試算してみます。
・大洗浄(6.0L):約1.44円
・小洗浄(4.8L):約1.15円
・1回あたりの差額:わずか約0.29円
1日4回小用を足す人が、1年間すべて「小」で流したとしても、浮く水道代は年間で400円〜500円程度にすぎません。しかし、無理な小洗浄によって排水管がつまると、専門業者による高圧洗浄やトーラー作業で1万5,000円〜5万円以上の修理費用が瞬時に発生します。数百円の節約のために数万円の損害リスクを抱えるのは、家計防衛の観点からも極めて非合理的な選択です。