格式あるホテルビュッフェやウェディングの立食パーティーでは、セルフサービスだからこそ利用者の立ち居振る舞いが際立ちます。SNSやグルメコミュニティでも「マナーを知らずに悪目立ちしてしまった」という声は少なくありません。快適に食事を楽しむための基本作法を押さえておきましょう。
1. お皿の使い回しは避ける(ワンプレート・ワンユース)
料理を取りに行く際、食べ終わった汚れの残る皿を再度ビュッフェ台に持っていくのは衛生面および美観の観点からマナー違反とされています。料理を取りに行くたびに、ビュッフェ台の下や脇に積まれている新しいお皿を使用するのがホテルの共通ルールです。使用済みの皿はテーブルの端に寄せておけば、サービススタッフが速やかに回収してくれます。
2. 料理を一度に山盛りにしない
冷たい前菜、温かい主菜、デザートなどを一枚の皿に混ざるように高く盛り付けると、ソースの味が混ざり料理本来の風味が損なわれます。コース料理を食べる感覚で、「冷菜→温菜・メイン→デザート」と数回に分けて少量ずつ取り分けるのがスマートです。
3. ビュッフェラインの進行方向(動線)を守る
多くのビュッフェ台は、前菜からメイン、主食へと流れるように右から左(あるいは左から右)へ順番が設計されています。途中へ強引に割り込んだり、人の流れに逆走して料理を取ったりする行為は周囲の迷惑となるため慎まなければなりません。