ことりっぷが他の旅行メディアと決定的に一線を画すのが、旅の枠組みを飛び越えた「ライフスタイルブランド」としての展開力です。その代表例が、大手製菓メーカーのロッテと定期的に共同開発しているコラボお菓子シリーズです。
「小さなチョコパイ」「ふんわりプチケーキ」といった人気スイーツをベースに、日本各地の名物カフェや老舗ホテルの味を再現した限定商品は、スーパーやコンビニの店頭で即座に完売するほどの人気を博しています。「神戸の老舗カフェのチーズケーキ味」や「京都の抹茶パフェ味」など、一口食べるだけで旅情をかき立てられる完成度の高さは、昭文社が培ってきた地域取材の知見とロッテの技術力が融合した結果です。
旅行に行けない平日でも、スーパーでお菓子を手に取ることで「次の週末はどこへ行こうか」と想像を膨らませるきっかけになる。旅という非日常と、おやつという日常を自然に結びつけるブランディング戦略が、ファンのエンゲージメントを強固にしています。