Q1:ドラマで娘役を演じた高部知子さんのその後の騒動とは何ですか?
A1:ドラマの大ヒット直後、写真週刊誌にベッド上でタバコを手にした写真が掲載される「ニャンニャン事件」が発生し、芸能活動の無期限休止に追い込まれました。ドラマで非行少女を演じた直後のスキャンダルだったため世間に凄まじい衝撃を与えましたが、後に彼女は学業へ復帰し、精神保健福祉士などの資格を取得して福祉の道で活躍しています。
Q2:父親の穂積隆信さんはその後どうなりましたか?
A2:妻と娘に先立たれるという絶望のなか、後妻を迎え入れ、自らの過ちや家族のその後を綴った手記『積木くずし崩壊、そして…』を上梓。全国での講演活動を続けながら、晩年まで俳優・声優として活動しました。2018年10月、胆のうがんのため87歳で永眠しています。
Q3:なぜ『積木くずし』はこれほどまでに社会現象になったのですか?
A3:当時の日本は高度経済成長が一段落し、管理教育の強化に伴って全国の中学校・高校で校内暴力や家庭内暴力、暴走族文化がピークに達していました。「中流家庭の崩壊」に怯えていた親世代にとって、著名俳優が家庭内の恥部を曝け出して体当たりで対峙した記録は、時代が求めた切実なバイブルとなったためです。