グループの存続を守りながら、個人の自由な表現活動を両立させる――この前例の少ない選択によって、4人はそれぞれ独自のプラットフォームへと舵を切りました。BLACKPINK個人事務所の設立やグローバルレーベルとの提携は、2024年から2025年にかけて一気に具体化しました。
各メンバーが選択した進路と、グループ活動との両立状況を整理したのが以下の比較表です。
BLACKPINKジェニ移籍先として立ち上げられた「ODD ATELIER(OA)」は、彼女自身のクリエイティブなヴィジョンを具現化するための個人レーベルであり、米大手コロムビア・レコードとのパートナーシップにより世界流通網を固めました。また、BLACKPINKジスBLISSOOの設立は、実兄が経営する企業基盤を活用しつつ、本格的な映像作品への出演など女優業の自由度を最大化するための戦略でした。
さらに、BLACKPINKリサ個人活動の拠点である「LLOUD」は、米ソニー・ミュージック傘下のRCAレコードと組み、米テレビドラマ『ホワイト・ロータス』シーズン3への出演など、ハリウッド展開を加速させました。そしてBLACKPINKロゼ契約先となったのは、デビュー以来BLACKPINKの楽曲を手掛けてきた名プロデューサーTeddyが率いる「THE BLACK LABEL」でした。米アトランティック・レコードとも手を組み、ブルーノ・マーズとの歴史的コラボレーション楽曲「APT.」が世界的なストリーミング記録を塗り替えたことは記憶に新しい事実です。