手越祐也の現在のキャリアを語る上で欠かせないのが、古巣・日本テレビ系バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』への電撃復帰です。2020年春のコロナ禍における自粛期間中の行動を巡り、ジャニーズ事務所との専属契約を合意解除(NEWS脱退)。それに伴い、同番組も事実上の降板となっていました。
退所会見において手越本人は、「事務所やメンバーとの間に確執があったわけではなく、男として新たな挑戦をしたかった」と強い眼差しで語っていました。しかし、地上波テレビのレギュラー番組をすべて失い、YouTubeやライブ配信を主戦場とせざるを得なくなった現実は、かつての国民的アイドルにとって決して平坦な道ではありませんでした。
状況が一変したのが、2024年秋に放送された『イッテQ』での約4年ぶりのカムバックでした。内村光良さんや宮川大輔さんと抱き合い、泥まみれになりながら祭りに挑む手越の姿は、世帯視聴率・TVer見逃し配信数ともに異例の数値を叩き出しました。番組プロデューサーや関係者の証言によると、視聴者からの「手越のいないイッテQはどこか物足りない」という数万件に及ぶ復帰嘆願の声と、本人が独立後も腐らずにアーティストとしての実績を積み上げてきた誠実さが、テレビ局上層部を動かしたとされています。
2026年現在、手越は単なる「元アイドル」の枠を完全に脱ぎ捨て、YouTubeの柔軟性と地上波の爆発力を自在に行き来する、業界でも極めて希有なポジションを確立しています。