初心者が陥りがちなミスの一つが、「手元にある普通の除光液(マニキュア用リムーバー)で落とそうとする」ことです。何分待っても全く溶けず、結果としてジェルネイル落ちない理由を理解できずに爪をガリガリ削ってしまう事態に発展します。
ドラッグストアやバラエティショップで市販されている除光液の多くは「ノンアセトン(アセトンフリー)」タイプです。ノンアセトンリムーバーは主に「酢酸エチル」などを主成分としており、マニキュアの顔料を落とすには十分ですが、光硬化によって強固な網目状高分子を形成したジェルネイルポリマーを分解する力はありません。
アセトンとノンアセトンの違いを明確に把握しておく必要があります。ジェルネイルの架橋構造(分子同士の強固な結合)に入り込み、網目を膨潤させて崩壊させられるのは純度の高いアセトン(ジェルリムーバー)のみです。爪への優しさをうたうノンアセトン除光液をいくらコットンに浸して巻き付けても、ジェルが溶けることは決してありません。