インターネット上の掲示板やSNSでは、2人の離婚劇について「ドロ沼の金銭闘争があったのではないか」「数億円の慰謝料が支払われたはずだ」といった根拠のない憶測が飛び交いました。しかし、実態は全く異なります。
まず石橋貴明の慰謝料の真相ですが、双方の合意のもと慰謝料は0円で決着しています。婚姻期間中に築いた共有財産については適切に清算されたものの、鈴木保奈美さん自身がトップ女優として十分な経済的基盤を持っていたため、金銭面での争いは一切発生しませんでした。
もうひとつの決定的な布石とされたのが、鈴木保奈美の事務所独立です。鈴木保奈美さんは長年、石橋貴明が代表を務める芸能事務所「アライヴァル」に所属していましたが、離婚前年の2020年7月に実姉を社長に据えた個人事務所を設立。さらに同年、都心の超一等地に約3億円とも言われる高級マンションを自らの名義で現金一括購入していました。
ネット上では「石橋貴明を切り捨てるための謀反」と過激に報じる向きもありましたが、現場取材で見えた真実は、夫婦関係が破綻したから独立したのではなく、健全な仕事のパートナーに戻るための境界線(バウンダリー)の整理でした。実際に離婚発表後も、鈴木保奈美さんはアライヴァルと一定の業務提携関係を維持しており、確執による完全決別という世間のイメージは完全な誤解です。