蓋然性とは?可能性や必然性との違いとビジネス・法律での使い方

蓋然性とは?可能性や必然性との違いとビジネス・法律での使い方

蓋然性とは?可能性や必然性との違いとビジネス・法律での使い方についての最新情報をご紹介します。

蓋然性(がいぜんせい)とは、「ある事柄が実際に起こるか否か、または真実であるかどうかの確からしさの度合い」を表す言葉です。哲学や論理学、統計学に起源を持ちますが、実務上は「偶然ではなく、客観的な根拠に基づいてそうなる見込みが極めて高い状態」を指す場面で用いられます。

日常会話で多用される「確率」と「蓋然性」は似通った文脈で使われますが、その性質には明確な違いがあります。

「確率(Probability)」は、サイコロの目やコインの表裏のように、特定の事象が起きる頻度を「30%」「0.5」といった数学的・客観的な数値で厳密に示したものです。対して「蓋然性」は、必ずしもパーセンテージで定量化できない複雑な事象に対し、過去のデータ、論理的推論、現場の状況証拠などを総合して導き出す「定性的・論理的な確からしさ」を指します。

たとえば「新商品の売上が目標に達する確率は72.4%である」と算出するのが確率であるのに対し、「競合不在の市場環境や先行受注の実績から見て、目標達成の蓋然性は極めて高い」と論理立てて評価するのが蓋然性です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。