2026年、日本の都市風景が一変。「南国の象徴」から気候危機を生き抜く切り札へ変貌を遂げる理由

2026年、日本の都市風景が一変。「南国の象徴」から気候危機を生き抜く切り札へ変貌を遂げる理由

2026年、日本の都市風景が一変。「南国の象徴」から気候危機を生き抜く切り札へ変貌を遂げる理由に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

アスファルトの照り返しで地表温度が60度を超える夏の都心。ここで真価を発揮するのが、ヤシが誇る圧倒的な葉面積と高い蒸散能力である。上空高くに広がる大きな葉は直射日光を遮り、歩道に広大な日陰をつくり出す。

特筆すべきは風の通り道を塞がない樹型だ。横に枝を広げて熱気を閉じ込めがちな一般的な街路樹と異なり、高所で葉を展開するため、地上付近には心地よいビル風が抜けやすくなる。赤外線カメラによる観測では、ヤシの木陰のアスファルト表面温度が周囲より最大12度低いことが確認された。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。