リモートワークとハイブリッドワークが定着し、業務連絡の大部分はテキストで行われるようになった。しかし、文字だけではニュアンスが伝わらない。「承知しました」という一言が、冷たく怒っているように感じられる。こうした「感情の誤訳」が、受け手の不安を煽り、過剰な防衛本能を刺激する。
絵文字やスタンプを使えば解決するほど単純な話ではない。相手の表情や声のトーンが見えないことで、私たちは無意識のうちに最悪のシナリオを想像してしまう。その結果、次に顔を合わせたときに、溜まった疑心暗鬼が一気に噴出することになる。