急性心筋炎に心膜炎が併発した際、心臓機能が急激に低下する危険な状態に陥っていた。取材に応じた医療関係者によれば、心膜炎は強烈な胸痛を伴い、一刻を争う判断が求められるという。志尊自身も後にテレビ番組やインタビューで「あまりの激痛に、息をすることすら困難だった」と振り返っている。ベッドの上で身体を動かすことすらままならず、自分の脈拍の音だけを聞きながら不安と戦う夜が続いた。
家族や親しい仲間からの励ましが、暗闇の中で唯一の光だった。SNSを通じて寄せられる膨大なファンのエールも、リハビリへ向かう大きな原動力となった。「生きて現場に戻る」という一心で耐え抜いた過酷な病室の日々が、彼の中に新たな強さを授けた。