どんなに周囲が騒がしくとも、女優としての価値を決めるのは最終的に作品のクオリティと演技力に他ならない。テレビドラマ『アンナチュラル』で魅せた法医解剖医役の静かな情熱と深い哀愁は、視聴者のみならず劇評家からも絶賛を浴び、彼女の演技的評価を新たな高みへと押し上げた。
映画『シン・ゴジラ』で見せた米国特使役の強烈な存在感も記憶に新しい。スケールの大きい大作映画から、緊迫したサスペンス、繊細な人間ドラマまで幅広くこなす柔軟性は、ゴシップ記事の先入観を根底から覆す破壊力を持っていた。どのような役柄であれ、役になりきる圧倒的な没入感こそが、彼女をトップ女優たらしめている理由だ。