インディーズ映画界の至宝として、長年ミニシアターを中心に確固たるキャリアを築いてきた若葉竜也。民放の連続ドラマ出演には極めて慎重だった彼を動かしたのは、他でもない杉咲花自身の熱烈なラブコールだった。
「若葉さんしかいない」という直感めいた確信。杉咲は自らプロデューサー陣に掛け合い、直談判に近い形でオファーを取り付けたという。地上波ドラマのスピード感やシステムに妥協せず、真摯に作品と向き合える環境を整えること。彼女の揺るぎない覚悟を受け取ったからこそ、若葉は地上波の現場へと舞い戻り、唯一無二の存在感を刻みつけることとなった。