日本国内で「花博」といえば、1990年に大阪の鶴見緑地で開催され、約2,300万人もの動員を記録した「国際花と緑の博覧会」を想起する方が多いはずです。その後も2000年の淡路花博、2004年の浜名湖花博など、各地で花と緑の祭典としての歴代花博が開催されてきましたが、今回の2027年国際園芸博覧会は、国際園芸家協会(AIPH)から公式認定を受けた、国内2例目となる最上位「A1カテゴリー」の国家プロジェクトです。
博覧会の公式愛称は「GREEN×EXPO 2027」。正式に決定している横浜園芸博覧会 開催日程は、2027年3月19日(金)から9月26日(日)までの192日間。春の芽吹きから初夏の新緑、そして晩夏の移ろいまで、半年にわたり植物の生命サイクルそのものを体感できるスケジュールが組まれています。
メインテーマには「幸せを創る明日の風景(Scenery of the Future for Happiness)」が掲げられました。単なる観賞用の花卉展示にとどまらず、脱炭素社会の実現に向けた次世代のグリーンテクノロジーや、循環型社会を支えるアグリビジネス、サーキュラーエコノミーの先端技術が結集する場として世界各国の政府・企業が参加を表明しています。