Q1:換気扇から「キュルキュル」と音が鳴り始めたら、市販の潤滑スプレーを吹きかければ直りますか?
A1:外側やすき間から可燃性の浸透防錆潤滑スプレーを吹きかける行為は厳禁です。モーター内部の電気火花に引火して火災事故を引き起こす原因になります。ファンを取り外して軸受周辺を露出させ、適切な電気機器用グリスをピンポイントで塗布できない場合や、設置から年数が経過している場合は、分解注油を試みず専門業者へモーター点検または交換を依頼してください。
Q2:賃貸マンションで換気扇の音がうるさい場合、自分で業者を呼んで修理しても費用は請求できますか?
A2:原則として自己判断で業者を呼び工事を行うと、費用をオーナーや管理会社へ請求することは困難です。賃貸物件の換気扇は大家の所有物であるため、勝手な改修は契約違反となる恐れもあります。まずは管理会社やオーナーへ「異音の種類」と「使用年数」を連絡し、貸主側の手配と費用負担で点検・修理を進めてもらうのが適切な手順です。
Q3:換気扇の異音を放置すると本当に火事になるのでしょうか?
A3:実際に製品火災が発生しています。経年劣化や異物干渉によってモーターの回転軸がロック(固着)すると、モーター内部のコイルに過電流が流れ続け、短時間で数百度の異常発熱に至ります。モーター周辺に付着した油汚れやハウスダストが熱源によって炭化・発火し、排気ダクトを伝って建物全体へ延焼する重大火災に発展した事故例が独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)などからも報告されています。