減便と同時に利用者の家計を直撃しているのが、運賃改定の波です。国土交通省の認可を受けた神奈川中央交通の運賃改定の理由としては、軽油価格の高止まり、整備車両の更新費用の上昇、そして何よりも乗務員の処遇改善(賃上げ)原資の確保が挙げられています。バス事業を維持するためには初乗り運賃や均一区間運賃の引き上げが不可欠であり、これに伴い利用者のコスト意識も一段とシビアになっています。
現行の運行実態と収支構造の変化を整理するため、主要な運行指標および運賃水準について、過去数年間の推移と業界相場を比較したデータが以下の通りです。
実施された神奈中バスのダイヤ改正(2026年)では、特に平日の昼間帯や土休日の運行間隔が見直され、以前なら毎時4本(15分間隔)あった区間が毎時3本(20分間隔)や毎時2本へ減らされる例が散見されます。利用者はあらかじめ神奈川中央交通の最新路線図を確認し、どの系統が統合・短縮されたのかを正確に把握しておく必要があります。