ネット上の掲示板やSNS、Googleマップのクチコミを見ると、神戸玉津店に対しては称賛と辛口な意見が二極化しています。その実態を現場目線で深掘りします。
好評な意見として圧倒的なのは、「周りを気にせず豚骨の旨味だけに没入できる清潔な空間」と「一杯に対するブレのないクオリティ」です。一蘭の代名詞である「味集中カウンター」は、左右が仕切り板で遮られ、目の前のすだれ越しにラーメンが提供される独自のシステム。注文時は着席後に「オーダー用紙」へ味の濃さ、こってり度、にんにくの量、ねぎの種類、チャーシューの有無、秘伝のたれの量、麺のかたさを記入して呼び出しボタンを押すだけです。
女性の一人客や周囲の目を気にするユーザーからは「誰にも見られずに替え玉を頼める」「清潔感があり接客の所作が丁寧」と絶賛されています。また、子供向けには専用の「お子様ラーメン」(公式アプリ会員向けサービスなど)が用意されており、仕切りを外して隣同士で食べられる工夫も好評です。
一方で、ネガティブな評価として散見されるのが「価格の高さ」と「ピーク時の席数制限による待ちの長さ」です。「ラーメン1杯で約1,000円、替え玉やトッピングを追加すると1,500円近くになるのは日常使いとしては強気すぎる」「席が空いているように見えるのに案内されない」といった指摘です。しかし、これはセントラルキッチンから一切の妥協を許さずに配送される天然とんこつスープの原価や、40人以上の専属職人が研鑽を積む開発体制、さらには空間のプライバシー維持代と考えれば、単なるファストフードではない独自のポジションとして納得している常連客が多いのも事実です。